公益社団法人 中小企業研究センターThe Medium and Small Business Reserch Institute
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表彰企業一覧
平成26年度表彰企業のご紹介
中興化成工業株式会社
株式会社東振精機
岩機ダイカスト工業株式会社
株式会社サカタ製作所
株式会社みすずコーポレーション
KTX株式会社
タイム技研株式会社
丸二倉庫株式会社
村中医療器株式会社
株式会社ユーエイキャスター
ヒルタ工業株式会社
株式会社きものブレイン
有限会社佐藤養助商店
株式会社白謙蒲鉾店
株式会社日東製陶所
グランプリ
中興化成工業株式会社 中興化成工業株式会社
代表者 庄野 直之
所在地 東京都港区2-11-7ATT新館10階
事 業 フッ素樹脂製品、シリコーンコート製造
設 立 昭和38年3月
資本金 11,395万円
年 商 121億円(平成26年3期)
従業員 419名
 昭和38年長崎・松浦の炭鉱会社であった中興鉱業鰍ェ石炭産業の衰退を見越し事業多角化を進めた中、米国ダッジファイバーズ社よりフッ素脂加工技術を導入し事業開始。
 フッ素樹脂は、非粘着性、滑り特性、耐熱性、耐薬品性、絶縁性等の特性を持ち難加工材であるが、創業以来技術開発を積み重ね、コーティングから射出成形、溶接、ライニング、切削までの全ての加工を手掛けるまでに成長。平成3年に松浦第2工場、10年に宇都宮工場を建設し生産能力拡大を図ってきた。また研究開発に大変力を入れており、特許は登録、出願中も含め198件にのぼる。
 フッ素樹脂加工品は建築、食品、自動車、半導体、医療等応用分野が広く、なかでも看板商品である屋根用フッ素樹脂膜材「FGTシリーズ」は世界でもアメリカ、ドイツおよび当社の3社のみが製造、世界シェア2位となっている。
 さらに16年にはエアバッグ生産工場を誘致しフッ素樹脂コーティング技術を応用したサイドカーテンエアバッグ生地へのシリコーンコーティングを生産開始した。
 従業員の採用など地域貢献度は大きく、フッ素樹脂加工は今後とも幅広い分野での市場拡大が見込まれ、更なる発展が大いに期待される。
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グランプリ
株式会社東振精機 株式会社東振精機
代表者 中村  敬
所在地 石川県能美市寺井町ハ18
事 業 ベアリング組込用ローラ製造
設 立 昭和31年12月
資本金 7,350万円
年 商 96億円(平成25年11月期)
従業員 450名
 昭和31年設立のベアリングローラ全品種を手掛ける国内唯一の独立系専業メーカー。当初の円筒ローラから円錐ローラ、球面ローラと生産拡大し発展。平成8年度には中小企業研究センター賞地区表彰を受賞。
 ベアリングメーカーの内製部品に対し優位性を図るため研削加工設備や金型・治具・検査装置の自社製造を進め、少量多品種生産かつ高品質・低コスト・短納期を実現している。
 現在、大手ベアリングメーカーや産業機械メーカー向けに各種軸受用ローラを販売しており、生産規模は月間約2,000種類、一日当たり約15百万個。製品の内、球面ローラは国内シェア約8割、円筒ローラは約6割を占める。
 全種類のローラ生産、加工設備の開発改良、さらに工場増設・再編による生産体制の整備により平成23年11月期には売上高100億円を突破した。
 主力の心なし研削盤は子会社鞄倹Uテクニカルが製造、ベアリングメーカーや自動車部品メーカーに販売、技術向上・維持の源泉となっている。
 大手ベアリングメーカーと技術パートナーとして伍して業界で生き抜いてきた強さを備えており業績抜群、また26年には中国現法を設立しており、更なる発展が大いに期待される。
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優秀企業賞(北海道・東北地区)
岩機ダイカスト工業株式会社 岩機ダイカスト工業株式会社
代表者 齋藤 吉雄
所在地 宮城県亘理郡山元町鷲足字山崎51-2
事 業 アルミ・亜鉛ダイカスト製品製造、金属粉末
射出成形品製造
設 立 昭和44年9月
資本金 20,000万円
年 商 68億円(平成26年5期)
従業員 295名
 昭和43年に現会長が出身地の山元町に帰郷し創業。名古屋・大阪のメーカーでの経験を活かし、自社開発金型によるダイカスト製品を製造。
県内に進出した大手自動車部品メーカーに認められ事業基盤を確立。以降、真空・低圧ダイカスト技術など独創的技術を開発し、自動車・バイク・事務機器・電子機器など広い分野に高品質・高精度の製品を提供する総合ダイカストメーカーとして成長を遂げた。
 平成元年に他社に先駆けて金属粉末射出成形(MIM)生産を開始。基盤技術と粉末冶金技術を融合させ、独自構築の連続式焼結炉による生産システムで量産化を実現し、歯列矯正用製品などの医療分野にて高いシェアを獲得した。
 徹底したIT化・3D化を推進し生産高度化を図り、設計・開発段階から顧客ニーズを反映して厚い信頼を勝ち取っている。
 社員の4割がダイカスト技能士の国家資格を取得するなど全社を挙げて人材育成に取組んでいる。また米国子会社も高い利益体質を築いて堅調に成長している。
 震災による一工場流出など多大な被害を乗り越え、現在高付加価値MIM製品の量産に向け新工場建設計画も進められており、今後の更なる発展が期待できる。
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優秀企業賞(北陸・甲信越地区)
株式会社サカタ製作所 株式会社サカタ製作所
代表者 坂田  匠
所在地 新潟県長岡市与板本町与板45
事 業 折板屋根用建築金具、ソーラーパネル取付
金具製造
設 立 昭和48年1月
資本金 1,320万円
年 商 62億円(平成25年12月期)
従業員 165名
 昭和26年三条市において鉋製造で創業。38年雨樋受け製作など建築金具に進出。48年に工場、倉庫、体育館などの非住宅用のタイトフレーム(金属折板屋根用金物)の製造を開始。
 その後経営資源の集約化を図り、住宅用建築金物から徐々に撤退、ニッチ市場である非住宅屋根用金物製造に特化。断熱金具や葺替金具等多くの特許・実用新案を取得した製品を開発、現在では国内トップメーカーに成長。
 平成19年にこれまでのノウハウを生かし「屋根に穴を開けない」ソーラーパネル取付金具・架台を開発、20年には事業化。
 ソーラー事業は平成25年12月期に当社売上の50.3%を占めるまでに急成長。国内外のパネルメーカーに対応した取付金具・架台を全ての形状の金属折板屋根向けに開発、本事業も国内トップシェアを占めている。
 一般住宅用太陽光パネル部品の誘いは回避、非住宅用市場にてニッチ・トップを確保し自社ブランドを作り上げる戦略を常に貫く。平成26年には阿賀野市に太陽光発電の需要拡大に応え特注のサーボプレスを導入し、常時展示場としての役割を持たせた新工場を開設。
 創業以来技術特化を社風としてきた歴史があり、今後とも更なる発展が期待される。
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優秀企業賞(北陸・甲信越地区)
株式会社みすずコーポレーション 株式会社みすずコーポレーション
代表者 塚田 裕一
所在地 長野県長野市若里1606
事 業 凍り豆腐、油揚げ、味付けいなりあげ等製造
設 立 昭和24年4月
資本金 7,000万円
年 商 108億円(平成26年3月期)
従業員 643名
 明治35年創業、冬場の天然製法にて凍り豆腐を製造。昭和4年アンモニア膨軟加工法を発明し、みすず豆腐として販売開始。その後人工冷凍方式を導入し通年生産を可能にし、積極的な設備投資を進め、事業としての基礎を構築。
 アンモニア膨軟加工法は6年に特許承認得た後、業界発展のために無償公開し信州凍り豆腐の基礎が作られた。
 49年油揚げ製造開始。凍り豆腐は53年をピークに需要横ばいとなる中、以降家庭用味付け油揚げ、豆腐加工品の白和えの素、業務用味付け油揚げを始め新製品の開発を進めていった。
 主要製品の味付け油揚げ(いなり揚げ、うどん揚げ)のうち家庭用は国内トップシェア。業務用は最後発であるが2社占有市場に新規参入し、独自の装置開発を進め多品種対応と低価格を実現。生産設備自社開発部門による専用設備を活用、品質・コスト面での優位性を確保。又高効率の排水処理設備、有機汚泥による高品質な堆肥づくり、食品残渣等のメタン発酵によるエネルギー活用などゼロエミッションにも積極的に取り組んでいる。
 新製品開発、新規市場への参入、社長のトッップセールスによる新規顧客の開拓等積極的に取り組んでおり、今後の更なる業容拡大が期待される。
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優秀企業賞(東海地区)
KTX株式会社 株式会社アマノ
代表者 野田 泰義
所在地 愛知県江南市安良町地蔵51
事 業 自動車内装用金型製造
設 立 昭和50年6月
資本金 9,390万円
年 商 34億円(平成26年4月期)
従業員 158名
 昭和40年現会長が銅電鋳による仏壇金具製造業として創業。その後電気鋳造技術の研究を開始。57年に独自開発した「ポーラス電鋳®」による自動車内装部品の成形用金型製造に進出。
 ニッケル電気鋳造金型である「ポーラス電鋳®」金型は無数のミクロの孔が空いているのが特徴であり、開発した凹引き真空成形工法により、従来の成形法と比べ製造コスト、消費エネルギーの削減、金型の寿命の向上、成形サイクルタイムの短縮などの強みがある。また他の電気鋳造技術、MPM工法など先進的な技術、さらに金型に最適な成形機の開発を積極的に進めてきている。
 本社工場の近隣地に新工場を新設し生産拡大。平成元年以降アメリカ、タイ、韓国、中国に進出、積極的な海外営業を展開。
 インパネやドリム等の自動車内装部品の表皮成形金型では世界的金型メーカーに成長、世界有数の電鋳金型メーカーであるドイツ・ガルバノフォーム社に技術供与も行っている。
 金型の多くを保管、また製造過程に習熟した人材確保・維持のため手厚い人事福利制度を実施するなど蓄積された技術とその伝承により高い競争力を維持している一方、新技術の開発、市場開拓に積極的に取り組んでおり、今後の一層の発展が期待される。
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優秀企業賞(東海地区)
タイム技研株式会社 株式会社伊藤製作所
代表者 丹羽 公男
所在地 愛知県丹羽郡大口町外坪5-98
事 業 ガス用・水用制御機器、電子制御基板製造
設 立 昭和53年3月
資本金 18,000万円
年 商 79億円(平成26年3月期)
従業員 172名
 昭和53年、現会長他4名が外資系コントロール機器の会社から独立し、給湯器・暖房機のガス制御部品の開発・製造会社を設立。その後、水制御製品、電子制御コントローラーの開発・製造を開始。
 当初より優秀な人材確保のため年棒制を採用。技術力の向上を図る一方、主力北工場をはじめ高知・下呂の協力工場の子会社化により製品ラインを拡充、組立・検査を行う自動化機械を内製化。常に変化するユーザーニーズに対応してきた。
 ガス・水制御機器の主要メーカーと取引があり、水制御機器製品である注湯電磁弁は市場シェア73%、電動弁は市場シェア59%を占める。
 ガス部門では平成16年、ドイツ・シーメンス社と住宅設備機器の電子制御分野で総代理店契約を締結しヨーロッパ市場を開拓。23年には韓国にウォン安への対処として製造子会社を設立。韓国大手ボイラーメーカー6社中4社にガスバルブを供給している。
 高い技術開発力維持のため社内技術者には高い諸処遇を実施し、また外注部品は仕入先技術向上を重視しあえて内製化を回避してきた。
 50年、100年存続する企業を目指す独特な経営方針が開発製造の各分野の施策に反映されており今後とも堅実な発展が期待される。
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優秀企業賞(近畿地区)
丸二倉庫株式会社 株式会社カシフジ
代表者 湯川 秀男
所在地 大阪府大阪市西区土佐堀2-2-16
事 業 倉庫物流業、引越業
設 立 昭和27年8月
資本金 4,600万円
年 商 90億円(平成26年3月期)
従業員 1,500名
 昭和24年に先代が中之島で反物を中心とする運送業を創業。38年に倉庫業中心へ事業展開。
 多店舗展開事業者の物流アウトソーシングのニーズを捉え事業発展。自社開発による高度なIT処理システムや業務に習熟した多くのスタッフの育成により競争力を強化してきた。
 主力顧客層は大手アパレルチェーンであるが、膨大なSKU、数量の極端な増減など変種変動する取扱商品に対応して、全社的最適STAFF配置システムを確立し、誤差率10万分の1という驚異的な正確さを発揮している。
 物流拠点は業務の担い手である大量のパート社員の確保など立地制約厳しい中、良質物件を厳選しつつ近畿圏を中心に拡充。平成19年開設のワンフロア9千坪の住之江センターなど7拠点。昭和61年に進出を果たした首都圏にも8拠点を設置して両圏を結ぶサード・パーティー・ロジスティックスを展開する総合物流企業へと発展を遂げている。
 正確・迅速・きめ細かく・難度の高い要求に応え続け、更に、物流データと顧客データをドッキングしたシステムにより顧客から最適物流確立への相談・受注を受けるなど提案型物流事業を推進しており、今後の更なる発展が期待できる。
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優秀企業賞(近畿地区)
村中医療器株式会社 カナセ工業株式会社
代表者 村中 重夫
所在地 大阪府大阪市中央区船越町2-3-6
事 業 医科理化学機器卸・小売、輸出入
設 立 昭和17年9月
資本金 9,600万円
年 商 364億円(平成25年11月期)
従業員 447名
 明治36年に初代が瑠璃器(医療用硝子製品)商を大阪道修町にて創業。大阪の薬問屋及び九州、北陸地域へ卸販売、イルリガートル・体温計・注射器等の輸出で業容を拡大した。大戦により海外拠点を失うも国内外取引先への販売で再建。その後国内全国に販売網を拡大しつつ、輸出から外国製医療機器の直輸入へ事業を展開した。
また、業界で逸早く総合カタログを発刊し、販売充実を目指した結果、現在取扱アイテムは40万と業界随一の品揃えを誇り、卸売・輸出を行う商社機能を展開している。
 一方、病院・医療関係者のニーズ把握を狙いに大阪を中心とした地域限定で病院・医療関係者に対する直販分野を構築した。
 薬事法による輸入承認の豊富な経験を持ち最先端医療機器の直輸入を拡大し、国内外業者とのPB製品企画を積極的に進め、現在では100社を超える調達先や輸入総代理店を持ち、自社R&D部門においても特注品等を開発するメーカー機能を展開している。
 業界屈指の老舗として卸、ディーラー、メーカーの三業態を併せ持ち関西医療機器業界の発展を牽引。
 平成25年の創業110周年事業として和泉市に建設の総合センターにより物流面の機能を大幅に拡充し、今後の更なる発展が期待できる。
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優秀企業賞(近畿地区)
株式会社ユーエイキャスター 西精工株式会社
代表者 雄島 耕太
所在地 大阪府東大阪市本庄西1-8-39
事 業 キャスター及び関連製品製造
設 立 昭和52年10月
資本金 8,000万円
年 商 51億円(平成26年9月期)
従業員 245名
 昭和52年にショッピングカートや産業機器を搬送する台車用キャスターの製造で当社を設立。
 徹底した内製化にこだわり、設計から販売までの一貫生産体制、新鋭設備導入で業容を拡大した。
 58年に奈良工場を新設し最新鋭のプレス機や自動組立機を積極的に導入して生産力を拡大。
平成3年に大型産業用キャスター専門の福岡工場を建設し、顧客からの受注増加に伴い8年に本社兼物流センターを建設。現在では、6,000機種ものアイテムを効率的に量産し国内第3位の地位を確立している。
 主力の小型キャスターは軽荷重用として運搬台車や一般産業用など用途が広い。ショックアブソーバー内蔵型クッションキャスターは振動・発塵・騒音を低減しクリーンルーム等で活用されている。低床式重荷重型、ラジアルボールベアリング内蔵の軽荷重サイレンス型など個々特徴のある製品で様々なニーズに対応している。
 14年には上海に子会社を設立。生産コスト削減を目的とした進出であったが販路が拡大し現在では中国生産の4割を現地販売し高収益を実現。
 さらに独自開発及び産学官連携技術を駆使して新機能・特殊用途・新素材の製品開発に取組んでおり、埼玉新工場建設も進められ、今後の更なる成長が期待できる。
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優秀企業賞(中国・四国地区)
ヒルタ工業株式会社 株式会社ニチワ
代表者 晝田 眞三
所在地 岡山県笠岡市茂平1410
事 業 自動車部品、産業機器車両部品製造
設 立 昭和21年1月
資本金 10,000万円
年 商 259億円(平成25年12月期)
従業員 900名
 昭和3年に繊維染色工場として創業。戦後の昭和21年に自動車部品製造に事業を展開した。
 以降、自動車用サスペンション部品、操作系部品、ステアリング・コラム関連部品、エンジン・トランスミッション関連部品を製造して発展を遂げてきた。
 コア技術である板金塑性(プレス)加工、溶接加工、切削加工、組立・塗装加工を駆使し、先行開発から製品開発(設計、解析、試験)、量産準備(型、治具の設計製作)、量産、品質保証に至る一貫生産プロセスを構築し高品質で安価な製品を提供して顧客の信頼を勝ち取っている。
 主力のシャーシ系部品、操作系部品、パワートレイン等の製品に独自開発技術が駆使され、数多くの国内外特許を保有している。
 製造工程のみならず材質・構造などの開発段階から自動車各社に提案を行い、現在では本社・笠岡工場を中心に国内5工場2営業所を有し国内自動車メーカーの殆どに系列に捉われない取引を広げ、シェア拡大を促進している。
 また、自動車産業のグローバル化に対応して米国・タイに2社・中国・メキシコと海外子会社を設立し生産拠点のグローバル化を推進。
 業界牽引、地域活性化、雇用促進等への貢献も大きく、今後の更なる発展が期待できる。
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特別賞
株式会社きものブレイン 株式会社きものブレイン
代表者 岡元 松男
所在地 新潟県十日町市本町6-1
事 業 きものアフターケア、ビフォア加工、リサイクルきもの販売、きもの廻り商品の企画製造
設 立 昭和63年5月
資本金 9,000万円
年 商 24億円(平成26年7月期)
従業員 261名
 昭和51年きものの有数の産地である十日町に呉服業として創業。
 きもの市場の縮小が懸念される中、当時の呉服業の売りっぱなしの業態に着目、55年にきもののアフターケアを業界で初めて事業化。着用後の手入れが出来ないといった消費者ニーズを取り込み、事業拡大した。
 平成12年リサイクル事業開始、23年に水洗いできる正絹長襦袢「ふるるん」を発売し着物の製造販売事業も開始。
 きものの総合加工としてアフターケア、ビフォア加工、縫製を手掛けており、ワンストップサービスの提供により高品質・短納期・低価格を実現。現在シェア11%とトップクラスを占める。取引先は全国の呉服専門店や百貨店など1,300社がメイン。社長自らの営業、評判の広がりにより取引を獲得してきた。
 全国から芸術系を含め大学生の新卒を採用、また障害者雇用や女性の管理職登用に積極的に取り組み地域の雇用に貢献するとともに技術の継承にも力を入れている。
 当社の取組は和装小売市場が衰退しているなか、地元十日町だけでなくきもの産業全体の活性化に貢献してきており高く評価できる。
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特別賞
有限会社佐藤養助商店 有限会社佐藤養助商店
代表者 佐藤 正明
所在地 秋田県湯沢市稲庭町字稲庭229
事 業 稲庭うどん製造及び飲食業
設 立 昭和55年5月
資本金 1,000万円
年 商 24億円(平成26年3月期)
従業員 255名
 稲庭うどんのルーツは350年前に遡る。秘伝製法継承の二代目佐藤養助氏創業からも155年。
 滑らかな喉越しは、手づくりの伝統製法を頑なに守り続け、専用小麦粉を使い、練る・綯う・延ばしなど16工程以上を3日間かけて作り上げられる。丹念な手練りにより、麺の中に多くの気泡を含む生地となり、これがコシの強さを生む一因であると秋田県総合食品研究所が証明。
 一子相伝・門外不出の伝統製法を、昭和47年に七代目が家人以外に技術を伝授し職人の育成に努め、家内工業を脱して地域産業化を果たし、日本3大うどんの1つとして全国に轟くブランド化を成し遂げた。
 平成13年に現社長はじめ若手後継者が中心となり、秋田県稲庭うどん協同組合を立ち上げ、類似品対策や品質を堅持する協力体制を築いた。20年に稲庭うどん製造工場の見学、食事処、うどんを含む地域の名産品を販売する観光のシンボル的な総本店をオープンして地元への集客を図り、更に都心部や海外にも出店を果たした。また、2台の移動厨房車で移動販売に努めると共に地域・社会貢献の一環として福祉施設等に慰問活動を行い、稲庭うどんを提供している。
 25年に新物流センターを建設し効率化を図る一方、情報発信力強化へ取組み、地域雇用促進にも貢献しており今後の成長が期待できる。
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特別賞
株式会社白謙蒲鉾店 ナシモト工業株式会社
代表者 白出 征三
所在地 宮城県石巻市立町2-4-29
事 業 笹かまぼこ製造
設 立 昭和42年5月
資本金 10,000万円
年 商 40億円(平成26年4月期)
従業員 182名
 大正元年、初代白出謙助氏が鮮魚店創業。昭和10年に2代目が蒲鉾製造・惣菜販売開始。
 42年に当社設立、44年に現会長が笹かまぼこ製造・販売に専業化。
 伊達藩時代から作られている笹かまぼこの老舗企業。主に贈答用として使われる高級品を中心に現在宮城県内でトップの売上。
 原料のすりみについては一子相伝で秘伝として継承されている。また研究開発室を設置し、製法、品質、味の研究開発に力を入れ、微小気泡や酸素ナノバブルを利用した笹かまぼこの殺菌製造方法や旨味エキスの抽出法などの特許を取得。
 味の持ち味を最大限に引き出し伝統の味を守りつつ、消費者の声を取り入れた味づくりや、消費者の嗜好・趣向に順応したパッケージづくり、より開封しやすくより吸水性の高いパッケージへの改良など「顧客満足の商品主義」を貫いている。
 多くの同業者が切磋琢磨し味を磨く中、顧客満足度の高い商品により業界の発展に寄与。震災被害からも早期に事業再開し、地元の名産品として土産等震災需要に応え、業績も驚異的な回復とともに維持しており、顧客志向の商品開発の継続により今後更なる発展が期待される。
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特別賞
株式会社日東製陶所 株式会社日東製陶所
代表者 若尾 幸将
所在地 岐阜県多治見市明和町1-125
事 業 磁器質施釉タイル製造
設 立 昭和37年8月
資本金 2,400万円
年 商 32億円(平成26年6月期)
従業員 174名
 昭和25年初代が多治見市内に若尾化学工業所を創業し、陶磁器用釉薬の製造販売を開始。34年日東製陶所として陶磁器施釉タイルの製造に着手。52年国内向け外装タイルの製造販売を開始。
 38年には可児郡に伏見工場建設、その後本社工場とともに増設、設備更新を定期的に継続し平成16年には総生産量月産30万平米を実現。
 成型、施釉、焼成、選別、加工の一貫生産を行ない、使用釉薬の95%以上を内製化し2,500種類以上の顔料の中から顧客ニーズに合わせた最適な1色を生み出すことができ特注対応が早い。また当社独自の低彩度カラーシステム「ニットーカラーシステム」を導入、顧客の要望にきめ細かに対応し、高級マンション等に利用される外装モザイクタイルの国内シェアは約3割でトップを占める。更に東京オフィスを開設し、設計事務所等ユーザーニーズを直接汲み上げている。
 「きれいな工場からしか、きれいなものは作れない」との社長の信念のもと社員の意見も広く取り入れ、生産現場では7S活動を展開。製品歩留り率は99%と極めて高い。
 全国の外装タイル製造の9割を占める多治見地区において唯一釉薬を内製化する地域の中核的企業として、業界の存続・発展を展望し経営を続けており更なる発展が期待される。
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